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真木柚布子
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川口松太郎 原作「明治一代女」より お梅哀歌
Lyricist:下地亜記子 Composer:西條キロク
雪が舞い散る 浜町河岸を つらい運命が 通せんぼ 欺すつもりは なかったけれど 恋の未練が 夜叉にする お梅 血染めの 蛇の目傘
(セリフ)巳之さん 堪忍しておくれ! 最初から欺すつもりじゃなかったんだ… でも大夫とはどうしても別れられない… あぁ…巳之さん、お前一人を死なせやしない 大夫の襲名披露が終わったら、 きっときっと 梅も後から行くから… どうぞ許しておくれ…
罪の重さに 身を凍らせて Find more lyrics at ※ Mojim.com 逃れやつれた 乱れ髪 せめてあなたの 夢晴れ舞台 一目見させて たのみます お梅 せつない 除夜の鐘
(セリフ)大夫、女房と呼んで下さって… 梅は幸せ者です。 波に千鳥のあの艶姿、あの拍手、 あぁ…これでもう思い残すことはない… 津の国屋ァ… 津の国屋ァ…
涙かくして 門出の切火 あなた見送る 楽屋口 妻と呼ばれた この幸せを 抱いて死ねれば それでいい お梅 はかなく 散る命
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