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東京力車
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生きてわかることがある
Lyricist:松井五郎 Composer:藤谷一郎
茜雲(あかねぐも)を仰ぐ 梢(こずえ)にゆれる葉音 名もない鳥の群れ 滲(にじ)んだ尾根の彼方
散りゆく花は 季節を永遠(とわ)に渡る 去りゆく者の 思いを木霊(こだま)にして いのちがもしも 旅だと言うのならば ここは何処(いずこ)
なぜか人が夢に沿う(そう)字は なぜか儚い(はかない)と読むのですね けれどそれは朧(おぼろ)ではなく 一度きりの実りなのですね 生きて 生きて 生きてわかることがある
月影に吹く風 川面に落葉の舟 虫の音は古(いにしえ) 心を運んでゆく
Find more lyrics at ※ Mojim.com 夜空に満ちる 瞬きただひとつも 届かぬものと 知りつつ手を伸ばして いのちが道を 繋ぐと言うのならば いまはやがて
なぜか人は憂いそこから なぜか優しくなれるのですね そしてそれは標(しるべ)のように 絶えず続く祈りなのですね 生きて 生きて 生きてわかることがある
なぜか人が夢に沿う(そう)字は なぜか儚い(はかない)と読むのですね けれどそれは朧(おぼろ)ではなく 一度きりの実りなのですね
歩きながらただ空を見て 歩きながらただ風にふれて 過ぎてみれば道は一筋 遠く近くただ伸びてゆく 生きて生きて 生きてわかることがある
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